結納の代わりに婚約食事会にするのが一般的に!?

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結納を行うのは全体の約30%程度であることは【結納って必要なの?結納金の相場や服装について】のページでご紹介いたしました。つまり多くの場合において結納が行われていないということです。ですが結納を行わなくても、その代わりに『婚約食事会』を行うのが一般的になっています。この婚約食事会というのはいわゆる『顔合わせ』のことです。

顔合わせには、両家のあいさつ・結納や結婚式などの意向の調整をするために行うものと、結納の代わりに行うものがあります。今回は後者についてご紹介致します。

婚約食事会の流れ

まず、結納の代わりに婚約食事会にすることを両家が承諾していることが大切です。結納をしないケースが多くなったとは言え、やはり「結納はすべき」という考えを持っている家は少なくありません。その為、両家の承諾がないまま勝手に“結納はしないで婚約食事会”にしてしまうのはトラブルの原因にもなります。結納を望んでいるか否か、形式にこだわるか否か、金銭的な負担などをよく検討した上で、婚約食事会にする旨を伝え承諾を得ましょう。

結納の代わりに婚約食事会にするということが決まれば、あとは日時と場所等を調整します。結納よりは堅苦しさはありませんが、大安や友引などの日を気にする家は多いようなので、どちらか一方でも日を気にするのであれば良い日を選びましょう。

食事会の場所はホテル・レストラン・料亭・結婚式場で行うのが一般的です。料理はあらかじめ両家の親の好みを聞いた上で予約をしておきます。和食であれば懐石料理を選ぶケースが多く、費用は料理・飲物で一人あたり約5,000円~10,000円が妥当です。

食事会にかかった費用の負担は、事前にどちらが支払うのかを決めておき親にも伝えておくのが良いでしょう。結納のおもてなしに係る費用は女性側が負担するケースが多いですが、婚約食事会の場合は両家で折半するのが一般的です。

その他交通費・宿泊費がかかる場合なども含めて、日時・場所・費用などについては両家が納得できるものになるよう二人で調整を行いましょう。食事会ではお互いの家族を紹介し、楽しく会話を行い親睦を深めれば特別なことをする必要はありません。手土産については数千円~一万円程度のお菓子などを持っていけば大丈夫です。

筆者の場合は結納を行わず婚約食事会にしました。会場は両家の中間辺りにある料亭で、飲食の費用は二人で負担しました。(2014/5/6)
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