披露宴で主賓挨拶なしでも大丈夫なの?
招待状を渡す前くらいから考えなくてはならないのが、誰に主賓の挨拶を行ってもらうかということではないでしょうか。主賓の挨拶は、披露宴が始まり乾杯の前に行うゲスト側最初のスピーチです。新郎側の親族や上司に頼むことが多く、とても重要なスピーチとして位置付けられているので頼まれる方は緊張しますし、できれば主賓の挨拶は回避したいと思う方が多いでしょう。その為、頼む側としても頼みにくいものです。
それであれば、“主賓の挨拶なし”という選択肢はないのでしょうか?
披露宴では主賓の挨拶や乾杯の挨拶は必ず行うものと思われている方は多いのですが、実は必ずしも行わなければならないものではありません。主賓の挨拶は行わず、乾杯の挨拶のみにするというケースも多くなっているようです。乾杯の挨拶だけであれば、新郎側か新婦側のどちらかのゲスト一人にお願いするだけで済みます。
「どうしても主賓の挨拶をお願いできる人がいない」
「かたい雰囲気よりもカジュアルにして楽しみたい」
このような方であれば主賓の挨拶はなしにしてしまうという選択肢も検討してください。
しかし、主賓の挨拶がないのはカジュアル過ぎると思う家族・親族の方がいる可能性もあります。その為、本人だけでなく家族等とも相談して決定することが望ましいでしょう。
筆者の場合は、親族にお願いして断られたら主賓の挨拶はなしにする予定でした。しかし叔父さんが引受けてくれた為、主賓挨拶を行いました。断られても良いので一度はお願いしてみるのがお勧めです。