新郎が衣装で用意しなければならない小物類と価格
新郎の衣装はタキシードであれば形は3種類程度、色も黒・グレー・白から選択する場合が多いので、新婦ほど選択肢が多くありません。後はベストの色や柄、シャツ(ウイングカラーシャツ)の色を選ぶだけ。紋付袴も白か黒を選択するだけ(衣装屋によっては青などの色物あり)です。
ですから新婦と比較すれば価格も低く、筆者の場合はタキシードと紋付袴の2点セットで8万円でレンタルすることができました。
(参考)ウェディングドレスや白無垢の相場・予算はいくら必要なの?
「安く抑えられるな」と思いましたが、新郎が衣装で用意しなければならないのはタキシードと紋付袴だけではありません。それに付随する小物類が必要です。
例えば筆者の場合、タキシードを着る際に「エナメルの靴」「ウイングカラーシャツ」「カフス」「蝶ネクタイ」「ポケットチーフ」、紋付袴を着る際は「肌着」「足袋」」「白の股引」が必要でした。タキシードの場合の小物類はレンタルできるのがエナメルの靴のみで、他は衣装屋で購入するか自分で用意しなければなりませんでした。
靴のレンタルは1万円、購入は3万円。ウイングカラーシャツは16,000円、カフス5,000円~、蝶ネクタイ9,000円、ポケットチーフ6,000円とどれも割高です。もちろん品質はそれなりに良いのだと思いましたが、正直高いと感じてしまいますね。
どれもインターネット通販等を利用すれば安く購入することができます。ただタキシードとベストの色や柄に合うものを現物無しに探すのは難しいと思い、蝶ネクタイとポケットチーフは衣装屋で購入。靴はインナーソール(背を高く見せるために底上げされたもの)である必要があり、これはインターネットでも良いものは1万円以上するのでレンタルにしました。その他はインターネットや実店舗で購入し、かなり安く抑えることができました。
楽天市場にて
小物類もブランドやデザインにこだわると高額になりがちです。ウイングカラーシャツはタキシードとベストで隠れてしまうので、あまりデザインなどにこだわる必要はないのかなと感じました。その他も好みがあると思いますが、衣装屋で購入を即決しないで、一度は自分で用意できるか検討するのが良いでしょう。